機能の向上だけでなく、本人、御家族様の「箸を使って食事をする」「歩いて買い物に行く」といった希望に沿い、「日常生活全版の○○したい」の実現を目標にします。

ADL（移動、食事、更衣、排泄、入浴、整容等）を維持するために、筋力の保持が必要不可欠である為、和（なごみ）では椅子から立ち上がる機会を多く設けています。車いすは単なる移動手段という認識を職員に理解してもらい、出来るだけ椅子に座ってもらって、立ち上がりの基本動作の確立に努めています。

机に手をついて立ち上がる、日々この体操を繰り返すことで徐々にスムーズに立てるようになり、個人個人の、モチベーションに合わせた結果、一つ上の介護が出来るようになりました。

カラオケは人を笑顔にします。大きな声を出すとストレス発散できます。歌詞を見て文字を判断してメロディーとリズムに合わせる動作で体と脳と心肺を使います。歌は高齢者にとって人生の思い出と結びついている事が多いようです。